英語の疑問文は語順がいつもと違うので、「とりあえず語尾をあげれば疑問文になる」みたいに雰囲気で作っていませんか?
英語の疑問文は、実際には文の中でどのような動詞(または助動詞)が文の形を支えているかによって前に出す単語が決まります。
加えて、疑問文の答え方は Yes / No だけではありません。
この記事では、英語の疑問文を
- be動詞の疑問文
- 一般動詞の疑問文
- 助動詞の疑問文
の3つのパターンに分けて、疑問文によって使われる語が違う理由やそこにある共通点、自然な答え方までわかりやすく解説していきます。
疑問文の作り方と答え方を整理して、英語学習の基礎を固めましょう!

つまり何の役に立つの?

疑問文の本質的な仕組みが分かれば、作る時に迷わなくなるよ
疑問文(Yes / No 疑問文)とは
疑問文とは、相手に情報や確認を求めるための文のことです。その中でも Yes(はい)か No (いいえ)で答えられるものを Yes / No 疑問文と呼びます。
Yes / No 疑問文は多くの場合、語尾を上げて発音されることが特徴です。
英語の疑問文は語順(特に主語の前に来る語)を変えることで作られます。基本のルールはシンプルで、
- be動詞がある → be動詞を主語の前に出す
- 助動詞がある → 助動詞を主語の前に出す
- どちらもない → do を入れて主語の前に出す
という形になります。
複雑に見える疑問文ですが、実は be動詞・助動詞・do といった文の形を支える語を主語の前に出すという共通点があるのです。
be動詞の疑問文の作り方
文中の動詞が be動詞(am, is, are, was, were)の場合は、主語と be動詞の位置を入れ替えるだけで疑問文になります。
be動詞はそれ自体が文の形を支える語なので、疑問文では be動詞が主語に前に出ることがポイントです。
答え方としては、Yes / No の後にbe動詞を主語に合わせて繰り返すのが基本です。これは be動詞が was, were といった過去形の場合でも同様です。
- はいと答える場合 :Yes, + 主語 + be動詞.
- いいえと答える場合:No, + 主語 + be動詞 + not.

書くときは Yes, No の後ろのカンマと文末のピリオドの注意だね
You are ready.
(準備できている。)
→ Are you ready?
(準備いい?)
▸ 答え方は Yes, I am. / No, I’m not.
She was happy.
(彼女は幸せだった。)
→ Was she happy?
(彼女は幸せでしたか?)
▸ 答え方は Yes, she was. / No, she wasn’t.

日常会話では、was not → wasn’t のように短縮されるのが普通だよ
一般動詞の疑問文の作り方
英語の疑問文は基本的に be動詞や助動詞を主語の前に出すことで作られます。
そのため、be動詞や助動詞がない一般動詞だけの文の場合は、do を助動詞として挿入し主語の前に出します。
本来一般動詞は現在形・過去形といった形で時制(出来事がいつ起こるか)を表します。しかし、疑問文では do が文を支える役割を受け持ちます。
その結果 do が時制を引き受け、主語に応じて does や did といった形に変化します。後ろの一般動詞は時制を表す必要がなくなるため必ず原形になることがポイントです。

この助動詞として働く do は動詞の do(~する)とは同じ単語だけど役割が違うよ!

だから Do you do that? みたいに do が2回出てくる疑問文もあるよ
答え方は Yes / No の後に do を主語に合わせて繰り返すだけです。
- はいと答える場合 :Yes, + 主語 + do.
- いいえと答える場合:No, + 主語 + do + not.
以下の例文で確認してみましょう。
He likes fish.
(彼は魚が好きです。)
→ Does he like fish?
(彼は魚が好きですか?)
▸ 答え方は Yes, he does. / No, he doesn’t.
She played basketball.
(彼女はバスケをしていた。)
→ Did she play basketball?
(彼女はバスケをしていましたか?)
▸ 答え方は Yes, she did. / No, she didn’t.
助動詞の疑問文の作り方
既に文の中に can, will, should といった助動詞ある場合は、その助動詞を主語の前に出して疑問文を作ることができます。
助動詞がある文では do を入れる必要がないことがポイントです。
答え方としては、Yes / No の後に助動詞を主語に合わせて繰り返すだけです。
- はいと答える場合 :Yes, + 主語 + 助動詞.
- いいえと答える場合:No, + 主語 + 助動詞 + not.
can や will といった助動詞を含んだ文は、疑問文でも動詞は原形のままです。
You can be ready in ten minutes.
(10分で支度できる。)
→ Can you be ready in ten minutes?
(10分で支度できる?)
▸ 答え方は Yes, I can. / No, I can’t.
They will come tomorrow.
(彼らは明日来る。)
→ Will they come tomorrow?
(彼らは明日来ますか?)
▸ 答え方は Yes, they will. / No, they won’t.

疑問文は基本的に be動詞か助動詞が先頭にくるのがポイントだね!
注意すべき疑問文の答え方
Yes / No 疑問文は基本的に Yes か No で答えられます。
一方で、提案や申し出を表す疑問文は形としては Yes / No 疑問文でも、事実確認ではなく相手への配慮が求められます。
そのため、Yes, please.(お願いします。)や No, thank you.(結構です。ありがとう)のような丁寧な返し方になる傾向にあります。
提案や申し出を表す代表的な形には以下のようなものがあります。
- Shall I ~? :〜しましょうか?
- Would you like ~?:〜はいかがですか?
- Shall we ~? :~しませんか?
Shall I carry your bag?
(バッグをお持ちしましょうか?)
▸ Yes, please. / No, thank you. の方が自然
Would you like some water?
(お水はいかがですか?)
▸ Yes, please. / No, thank you. の方が自然

ちなみに、Do you need a bag?(袋いりますか?)みたいな申し出でも同じ返し方ができるよ
Shall we ~ ? は「〜しませんか?」という誘い(行動の提案)で、一緒に何かをする場面で使われます。そのため、「~しましょう」という意味の let’s を使って、
- はいと答える場合 :Yes, let’s.
- いいえと答える場合:No, let’s not.
のように答えるため注意が必要です。
Shall we dance?
(踊りませんか?)
▸ 答え方は Yes, let’s. / No, let’s not.
Shall we start the meeting?
(会議を始めましょうか。)
▸ 答え方は Yes, let’s. / No, let’s not.

同じ形でも、何のための質問かで返答が変わるってことだね
選択疑問文とは
選択疑問文とは、Yes か No では答えない疑問文のことです。
Yes / No 疑問文を作る時と語順のルールは同じですが、その後ろに or を使って選択肢を並べることが特徴です。
選択肢が2つある場合、基本的に最初の選択肢の語尾を上げ、最後の選択肢の語尾を下げて発音します。Yes / No 疑問文とは語尾の発音の傾向が違うことがポイントです。
選択肢が3つ以上でも、最後以外は上げ調子、最後の選択肢は下げ調子になります。
選択疑問文では最後の音だけ下げて発音することで、聞き手に「選択肢は以上です」という合図を送っているのです。
Is your meeting on Monday or Tuesday?
(会議は月曜日ですか、それとも火曜日ですか?)
▸ On Monday. / On Tuesday.
Would you like tea, coffee, or juice?
(紅茶にしますか、コーヒーにしますか、それともジュースにしますか?)
▸ Tea, please. / Coffee, please. / Juice, please.

選択肢が明確な時は、疑問詞 which を使って Which do you ~? のように聞くほうが自然な場合が多いよ
疑問文の作り方・答え方 まとめ
英語の Yes / No 疑問文は、基本的に be動詞や助動詞を主語の前に出すことで作られます。これらを含んでいない一般動詞だけの文では do を助動詞の代わりに使います。
- be動詞がある → be動詞を主語の前に出す
- 助動詞がある → 助動詞を主語の前に出す
- どちらもない → do を助動詞として入れて主語の前に出す
一般動詞の疑問文で do が does, did といった形に変化するのは、本来動詞が担当していた時制を do が引き受けるためです。その結果、後ろの動詞は原形になります。
また、文の形としては Yes / No 疑問文の中でも提案や申し出を表す場合は、Yes, please. / No, thank you. のように答える方が自然であることも覚えておきましょう。
疑問文の作り方で迷ったら、まずは文の形を支えている be動詞・助動詞があるかを探してみれば、正しい形が自然と見えてきます。

Would you like some coffee?

I already have one.
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