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英語を話すための教材としてまず名前が挙がるのが、
- 瞬間英作文トレーニング
- 英語のハノン
の2つです。
両者は似ているようで、実際の使い方はかなり違います。この記事では、
- それぞれの教材の違いや効果
- 向いている人・向いていない人
について、実際にどちらも使っている筆者がわかりやすく解説します!

どんな違いがあるの?

- 瞬間英作文 :日本語 → 英語の切り替えトレーニング
- 英語のハノン:フレーズ暗記 → 語句を変えて発展させる
って感じだね(あと個人的には英語のハノンの方が好き)
瞬間英作文・英語のハノンの違い
簡単な比較は以下のとおりです。
| 瞬間英作文 | 英語のハノン | |
|---|---|---|
| 目的 | 英語の思考回路形成 | フレーズを体に染み込ませる |
| 学習方法 | 日本語 → 英語 | リスニング → 音読 |
| 練習環境 | 声出し不要 | 声出し必須 |
| 難易度 | 初級 ~ 中級 | 中級 ~ 上級 |

瞬間英作文は日本語から考えるけど、英語のハノンはそもそも英語から考えるのが大きな違いだね
ここからは、それぞれの詳しい特徴と使い方を見ていきましょう。
瞬間英作文とは
瞬間英作文とは、日本語を見てすぐに英語に訳すトレーニングのことです。
例えば「彼女たちは学生ですか?」という日本語を3秒で英語に訳してみてください。
答え
正解は Are they students? です。このとき、
- 主語は she ではなく they
- 疑問文なので Are と they が入れ替わる
- 彼女たちなので students と複数形になる
という点が正しくできていたかも確認してみてください。
答えのセクションで紹介したような要素が含まれていると、「単語は分かるけど何て言うのか分からない」という状況に陥りやすくなります。
この悩みを解決するのが瞬間英作文です。
思考を妨げるポイントを意図的に繰り返すことで、言いたい内容をスラスラ言えるようにするためのトレーニングなのです。

繰り返すことで、日本語を英語に素早く変換する回路を作る感じだね
瞬間英作文の良い点・悪い点
瞬間英作文は見開きの左ページに日本語訳、右のページに対応する英文という形で構成されています。基本的に左ページを読んで右ページで答え合わせという使い方です。
それに加えて無料音声も付属しており、発音の確認をすることもできます。
その一方で、瞬間英作文は自分で考えるための教材であるため、音声を使わなくても学習を進めることができ、勉強する場所を選ばないことがポイントです。
- 英文を組み立てる力が身につく
- 自分のスタイルに合わせて勉強できる
- 声が出せない環境(通勤中など)でも勉強できる
基本的に悪い点はないのですが、あくまで思考プロセスの最適化にフォーカスしているため、会話ではあまり耳にしないような例文も含まれています。
また、これは英語学習のレベルと目標次第でメリットにもデメリットにもなるのですが、瞬間英作文の音声はかなりゆっくり・明瞭に発音してくれます。
初心者におすすめということなのですが、ある程度の英語力があって、表現力をさらに鍛えたい人には向いていないかもしれません。
- 会話的ではない例文がある
- 音声が少し丁寧すぎる(初心者におすすめ)

まあ音声を使わなくても勉強できるからそんなに致命的ではないけどね
英語のハノンとは
英語のハノンは音声によるトレーニングを中心にしたスピーキング教材です。
文法項目ごとにフレーズが用意されていて、それを音声に続いて声を出しながら、指示に従って少しずつ言い換えていきます。
例えば間接話法の章では、以下のような直接話法の文を音声に続いてリピートします。
He said to me, “I’m going to meet your father tonight.”
(彼は私に「今晩あなたのお父さんに会うつもりだ」と言った。)
その後、“change” という音声が流れるので、正解の音声が流れる前に間接話法に言い直してスピーキングします。
He told me that he was going to meet my father that night.
(彼は私に、その日の晩に私の父に会うつもりだと言った。)
瞬間英作文が日本語から英語に変換するのに対して、英語のハノンは英語から別の英語へと変換します。
英文を組み立てる力を鍛えてスピーキング力を上げるのではなく、ある程度英語の知識があることを前提に、それを使って表現力を高めるトレーニングです。

英語で瞬間英作文する感じだね

すごく負荷が高いかわりに効果もでかいよ
英語のハノンの良い点・悪い点
英語のハノンは、文法項目ごとに音声を使ったトレーニングを行う教材であるため、文法のレベルも音声のレベルも決して易しくはないです。
言い換えると、文法書としてもリスニング教材としても優秀ということではあるのですが、かなり人を選びます。効果がないと言われがちな理由もここにあります。
実際には、初級・中級・上級とレベル分けされているので安心してください。
個人的には TOEIC 800 ~ 900点くらいまでは初級で充分な内容だと思います。それくらいレベルが高いですが、上を目指す人にはピッタリの教材です。
- 扱う文法の範囲が広い + 会話での使われ方にフォーカスしている
- 音声がリアル(速い・脱落やリンキングなど)
- 英語の表現力を高められる
瞬間英作文と比べると、やはりレベルが高いのが少しネックかもしれません。
また、音声が中心のトレーニングであるため、練習できる時間や場所が限られるのも人によってはデメリットでしょうか。
- 文法や音声のレベルが高い(中級者からおすすめ)
- 声が出せる環境じゃないと練習できない

英語を極めたいなら間違いなく “英語のハノン” がおすすめ!
スピーキング教材 まとめ
瞬間英作文と英語のハノンは、どちらもスピーキング力を鍛える教材ですが、トレーニングの方向性はかなり違います。
- 瞬間英作文 :日本語から英語を組み立てる思考回路を作るトレーニング
- 英語のハノン:フレーズを体に染み込ませて表現力を高めるトレーニング
それぞれ、こんな人におすすめです。
瞬間英作文がおすすめな人
- 英語が口から出てこない
- スピーキング初心者
- 声を出せない環境でも練習したい
英語のハノンがおすすめな人
- 文法の基礎は理解している
- スピーキング力をさらに伸ばしたい
- リスニング力も鍛えたい
どちらも良い教材ですが、レベルと目的によって向き・不向きがあります。自分の英語力と目標を一度見直してみるのもいいかもしれません。

とりあえず英会話を始めたいなら「瞬間英作文」、英語をもっと極めたいなら「英語のハノン」って感じだね!
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